ピンクイルカの思い出

20年ほど前のことです。
アマゾンのとある村で、ピンクイルカへの餌やり体験ができると聞き、旅行に出かけました。
アマゾンに生息するイルカは川イルカで、現地では「Boto(ボート)」と呼ばれています。海のイルカに比べると口先が細長く、独特の姿をしています。

川イルカには一般的な灰色がかったものと、ピンク色のものがいます。特にピンクイルカは愛らしい見た目で知られ、アマゾンには「美しい男性に姿を変え、女性を魅了する」という伝説まで残っています。
日本人の感覚からすると、どちらかといえば可愛らしい印象なので、「男性に化ける」という設定が少し意外にも感じられます。

正面から見ると、まるで笑っているような表情に見えることもあり、とても愛嬌があります。
デリケートな動物たち
実は20年ほど前までは、ナマケモノを抱っこできるツアーもありました。しかし現在は行われていません。

当時、獣医師の友人に聞いた話では、多くの観光客に触れられることでナマケモノが強いストレスを受け、毛が抜けてしまうことがあったそうです。そのため、動物保護の観点から中止になったと聞きました。
のんびりとした印象のナマケモノですが、実はとてもデリケートな動物なのですね。
そんなこともあり、私が体験したイルカへの餌やりも、現在は行われていないかもしれません。

それでもアマゾン川のクルージングでは、運が良ければ川イルカが水面を跳ねながら泳ぐ姿を見ることができます。興味のある方は、現地のガイドさんに尋ねてみると詳しく教えてくれると思います。
世界中から多くの観光客が訪れるアマゾン。美しい自然や動物たちと共存していくためにも、一人ひとりがマナーを守り、生態系を大切にしていけると良いですね。
