筋肉は鍛える?緩める?どっちが正解?

「健康のために運動しましょう」
「筋肉を鍛えましょう」
そう言われる一方で、
「筋肉が凝っていますね」
「まずは緩めましょう」
とも言われます。
え?
鍛えるの? 緩めるの? どっち?
そう疑問に思ったことはありませんか?
筋トレ系の先生は「鍛えましょう」と言うし、
マッサージ系の先生は「緩めましょう」と言う。
正反対に聞こえますよね。
私自身も、昔はその疑問を持っていました。
そして、長年体を見てきた中で、一つの答えがあります。
「消しゴム」をイメージすると分かりやすい
不調を起こしている筋肉は、
「消しゴム」のような状態になっていることがあります。
本来の筋肉は、ゴムのように
- 縮む
- 伸びる
この両方ができることで、体をスムーズに動かせます。
でも、硬くなった筋肉は違います。
引っ張っても伸びない。
縮もうとしても動きにくい。
まるで古い消しゴムのような状態です。
そんな筋肉を無理に動かすと、
- 動きにくい
- 姿勢を変えると痛い
- すぐ疲れる
といった不調につながります。
まず大切なのは「伸ばせる状態」に戻すこと
私の経験では、まず優先したいのは
「筋肉が伸びる状態を取り戻すこと」
です。
なぜなら、痛みが強い人にいきなり
「筋トレしましょう!」
と言っても、つらいですよね。
私でも逃げたくなります(笑)
まずは、硬くなった筋肉に血液が流れやすい状態を作り、
「伸びる・縮む」ができる状態に近づけることが大切です。
でも、「全部緩めればいい」わけではない
ここは意外と大事なポイントです。
私たちの体は、どこかが動きにくくなると、
別の筋肉が頑張って支えています。
特に高齢の方では、支えている筋肉まで全部緩めすぎると、
- 立ちにくくなる
- ふらつく
- 力が入りにくくなる
こともあります。
だから大切なのは、
「原因になっている筋肉を見極めて、必要な部分だけ緩めること」
です。
そもそも、なぜ筋肉は硬くなるの?
スーパーの鶏むね肉をイメージしてください。
新鮮なお肉は、少し水分があって弾力がありますよね。
筋肉も同じで、
- 血液
- 水分
- コラーゲン
- エラスチン
などによって柔らかさを保っています。
ところが、
- 同じ姿勢が続く
- 動かない
- 血流が悪くなる
と、筋肉はだんだん硬くなっていきます。
つまり大切なのは、
「血液が流れやすい状態を作ること」
なんです。
じゃあ、筋トレは必要ないの?
ここでよく聞かれるのがこの質問です。
「緩めて痛みが減ったなら、筋トレはいらないのでは?」
確かに、無理な筋トレで痛くなってしまう人もいます。
でも、痛みが減っても生活習慣が同じなら、
また同じ場所に負担が集まりやすくなります。
そこで役立つのが、軽い筋トレです。
例えば、腰痛の人がコルセットを巻くと楽になることがありますよね。
筋肉がつくと、体の中に「天然のコルセット」ができるようなイメージです。
ハードな筋トレでなくても大丈夫
多くの人はアスリートではありません。
なので、
- 少し歩く
- 軽い運動をする
- ストレッチを続ける
そのくらいでも十分意味があります。
大切なのは、
「今の体に合った方法を選ぶこと」
です。
まとめ
硬くなった筋肉は、
まず「伸びる・縮む」ができる状態に近づける。
その上で、体全体のバランスを見ながら、
無理のない運動や筋トレで再発を予防していく。
これが、健康な体づくりの近道だと私は考えています。
これからも、体についてできるだけ分かりやすく発信していきますね。
では、また。